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高学歴ワーキングプアの実態や対策からワーキングプアの定義や対策
社会的な問題にもなっている、ワーキングプアの実態などから高学歴ワーキングプアの情報などワーキングプアについてをまとめています。
ワーキングプアの定義から今後自分がワーキングプアにならないための対策も解説しています。
今では働く女性も多くなってきてるため、こういった逆の日の当たらない側の事も知っておくべきで、そうならないためにどうするかというのも考えておく必要がありそうですね。
ワーキングプアとその実態について
ワーキングプアとは、年収が200万円以下、もしくは生活保護を受ける水準よりも低い収入にて生活をしている人の事を言います。
最近では、このワーキングプアの方々が、家賃を支払う事が厳しくなってしまって、ネットカフェやマクドナルドなどの24時間開いている店などで寝泊りする若者も目立ってきており、時折ニュースにもなっているのを知っている人も多いかと思います。
メディアなどでは、ネットカフェ難民とも呼ばれており、その実数は全国におよそ5000人程はいると予想されています。
また、以前はこれらは都会を中心に広がっていましたが、最近では地方にも広がっています。
今まで豊かな国とされてきた日本です。
日本は国民総生産が世界でも第2位の経済大国でありながらも、今では働いても暮らせない人が増えてしまっている原因は何なのでしょうか?
この原因の1つに、労働派遣法が改正されてしまい、派遣や契約社員という非正社員が増えた事が挙げられます。
今までは、技術などを要したりする専門性の高い職種のみに許可されていましたが、今では様々な業種にまで広がってきています。
昔は終身雇用や年功序列などで雇ってきていましたが、企業からしてみれば人材が必要な時だけ雇って、繁忙期が終わったりなど人がそれほどいなくてもやっていける時は雇わないといった事が可能になったのです。
企業からしてみれば、社員を雇えば高い社会保険料や年金を会社も負担をしなくてはなりませんが、派遣や契約社員であれば払わなくてもよく、負担が軽くなるのです。
こういった事が原因で、就職したくても就職が出来なかった大卒者の就職率も 2000年~2005年には50%台にまで落ち込んでしまった頃もあったほどです。
ワーキングプアとニートの比較およびその定義
ワーキングプアとよく比較されるものとして、ニートがありますが、ニートとワーキングプアの異なる点は、なんといってもワーキングプアは仕事をやる意欲はある事です。
事実ワーキングプアの人は、仕事は食べていくためにやっています。
しかしながら、ワーキングプアの人が就いている仕事の多くは毎日の仕事が異なったり、仕事がある時には派遣会社などからメールなどで連絡が入って、仕事の場所や仕事内容が通知されるといったような、不規則そして不定期的な仕事になのが多いです。
そのため、安定性というのもが欠けてしまい、日雇い労働者なのです。
そのため、仕事がある時というのは、順調でいいのですが、仕事がある日もあれば やはり仕事がない日というのも必ず出てきてしまいます。
そうなってしまうと、家賃や生活をしていくために必要な光熱費などの支払いが厳しくなりネットカフェに泊まったり、野宿をして生活をしていく。となってしまいます。
しかしながら、こうなってしまうと、いざ働こうにも住む所がないということは住所がないことになってしまいますので、履歴書に住所が書けないのです。
雇う側からの企業にしてみれば、住所がない人を雇いたくはない。となってしまうのです。
日雇いを続けていくものの、履歴書に書ける職業に就くことは出来ないという、負のスパイラルに陥ってしまい、なかなかそこから脱出するのが難しくなってしまいます。
ちょっとした社会現象にもなってきていますが、国の政策などもこれといって効果を得ておらず後手後手になっているのが実情です。
高学歴のワーキングプアの増加
最近では、いわゆる高学歴のワーキングプアも増加傾向にあると言われています。
東大卒のワーキングプアといった言葉も世に出てきているくらいです。
ワーキングプアにならないために、自分ではどうすべきかを考えていきましょう。
専門性のない契約社員や派遣社員で一生働き続けて、生活をしていくのはやはり、厳しいと言えます。
キャリアと言えるような専門性の技術や資格を持っていないと、たとえ景気がよくなって正規雇用の枠が増えたとしても、若くて優秀な人にその枠を持っていかれてしまいます。
最近では中途採用が確かに増えてはいます。
しかしながら、中途採用が増えているということは、退職者も増えているという事でもあります。
会社がつまんない、思い通りにいかない、会社に飽きたといった幼稚な理由で転職を考えてしまっている人がいたら、間違いなく思いとどまる事を進めます。
よほどの事がない限り、本来転職は前向きであるべきなのです。
たとえ今が厳しい時代でも、もう少しじっくり考えてみて 自分自身に目を向けて自分に投資という考えにシフトしてみましょう。
今の会社で出来る限りのスキルを磨いて転職しよう!とか、いまから資格を取って転職しようなど。これをやってから、会社を辞めて転職するのは遅くはありません。
会社勤めをやっていると嫌なことが多いです。でも、それを理由に辞めてしまうと、必ず同じ事でまた苦しみます。
そうなると、辞めて、転職してやめて、また転職してやめて…を繰り返してしまい、いずれ転職先がなかなか見つからないというハメになる可能性があります。
こうなってしまうと、ワーキングプアの一歩手前とも言えます。
そうならないためにも、一時の感情で決め付けたりせず、本筋を見極めてしっかり考えて行動することが大切と言えるのかもしれませんね。
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